- 会社の破産・清算について -

会社の破産・清算の進め方

破産・清算を決断したら、「適切かつ的確な方法」で手続きを進めましょう。

一生懸命、人生かけて経営された会社だと思います。終わらしたくない、できるだけ長く続けたい、取引先に迷惑をかけたくない、といった強い想いをお持ちかと思います。
しかし、清算する決断をした以上、手続きを適正かつ的確に進めなくてはいけません。会社に死亡はありませんが、10年続く会社は少ない、一度二度の失敗は決して恥ずかしいことではなく、これからどうするかにかかってきます。
必要な決断をした後、できるだけ前向きな気持ちを持って、取引先に誠実に対応し手続きがスムーズに進められるよう努めることがとても大切です。
破産・清算の手続きは、何度も経験するものではなく、ほとんど経験がないもので、経験したくなかったものではありますが、知識と経験を持った弁護士のサポートを受け、正しい方法で進めていきましょう。

知識と経験を持つ弁護士への相談が大切です。

仲の良い友人だと思って話したけど、信頼関係がある取引先だと思って話したけど、ご友人だと思っていたのに、ということが多数あります。やはり噂の広がるスピードは凄まじいものがあります。それが、破産ということになると、計画が大幅に狂ってしまうということになりかねませんし、新たなトラブルに繋がることになります。
よくあるのが、「間違ったアドバイスを鵜呑みにする」「仲の良いところにだけお金を返す」「今後に備えて財産を隠しておく」といったことです。最近、財産隠匿で破産法違反の会社、強制執行妨害罪で逮捕された有名人もいました。
そのようなことが明るみに出ると、破産手続きに支障が生じ、取引先などの関係者に余計な迷惑をかけてしまったりすることになります。また、破産の予定が債権者に漏れてしまい、恐ろしい勢いで取り立てに来られたり、納品をストップされたり、場合によっては、変なところに債権譲渡されてしまったりしてしまいます。

当事務所の専門性の高い弁護士への相談で解決への見通しが立ちます。

破産・清算に関する相談は、必ず専門的な知識と、経験・機動性のある弁護士にご相談ください。
ご依頼いただいた後、ご相談直後は、走り回らないといけない場合も多々あります。
従業員や取引先などの債権者への対応・交渉などについても、すべて弁護士を窓口にすることで、精神的に楽になります。また、手続きに必要な書類の作成、裁判所での手続き、裁判所に申立て後になされることで、みなさん心配される債権者集会についてもわれわれ弁護士がサポートしますので、スムーズかつ確実に進めることができます。

ページ上部へ
CLOSE