賃金/給料/残業代

残業代の消滅時効が3年に延長されることはほぼ確実で、大手の弁護士事務所が業務として考える損益分岐点を超えるため積極的に広告等をすると言われており、今後大幅に残業代請求が増えることも推測されます。
また、労働力不足による売り手市場により賃金水準の上昇圧力がかかり、この上昇圧力は、今後も継続する見込みです。そうすると、すでにいる従業員との賃金の整合性が問題となる中、大幅な改定が必要となります。賞与・退職金についても、大幅な規定の変更が必要です。 そもそも労務問題は、使用者側にとって負け戦の中どうするかという問題になることが多いですが、中でも残業代請求は、直接金銭が出ていく問題ですし、複数の従業員からなされると、多額の出費になります。
労働問題は、まず予防が大切。万が一、問題となった場合でも、すこしでもはやく適切な対応をすることが大切です。
トラブルを予防するためにも法律に則った正しい賃金ルールを整備することが重要です。

賃金問題

労働に見合った賃金の設定、同一労働同一賃金

適正な賃金・適正な残業代を払っていきましょう。パートタイマーであっても、必要です。従業員の奉公は、有り難い話ですが、それありきで今後も運営しては、のちのちに大きなしっぺ返しを食らいます。 ボーダレスの採用合戦に打ち勝ち、ビジネスを拡大し、企業価値を高めるためにも、賃金の支払いについて正面から検討してください。

賃金規定

労働者との認識にズレが出ないように

賃金トラブルを起こす一つの原因が、規定が不明確で幹部の胸先三寸で決めてしまっていることです。どんなに公平に従業員を思って決めていても、検討から決定までブラックボックスですと、どこかで不満がでます。
また、従業員の賃金格差が、不明確・不明瞭ですと、同様に問題となります。結局、使用者・労働者に認識のズレがある場合に発生することが多いため、賃金規程にて明確に取り決めを行い、内容を共有しておく必要があります。

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