弁護士 芦原のコラム

【説明責任】

  • 法務の技法

意見を言う場合にその意見の合理性を自ら説明しなければならない、
というルール。
意見が対立する場合には、
自分の意見の方が優れていることを納得させなければならないのはどちらか、
という責任分配の問題になる。

【解説】
一緒に取り組む立場なのに、
人の仕事に文句だけ言って、
自分から何も提案しない人、
居ますね。
社内評論家、
上から目線、
色々な言い方があります。
悪口を言っても仕方ないので、
仕事をしてもらいましょう。

そんなときのツールの1つが、
「説明責任」です。
一緒に取り組む立場であれば、
自分も参加しなければならない。
だから、
反対意見を言うからには、
対案を出す「説明責任」があるはずだ。
対案も無しに後で批評だけするのは、
一緒に取り組む責任を果たしていない。

問題は、
一緒に取り組む立場でなく、
このロジックが当てはまらない場合がある点です。
上司や、
アドバイザー的部門(広報や法務)に適用すると、
怒らせます。

次に、
実際にこれを誰が言うのか、
です。
難しい問題です。
上司と相談するのが、
「無難」ですね。。。

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