後輩を育てる際、
自分の背中を意識させ、
後輩の背中を意識することによって、
過剰な干渉をせず、
主体性を尊重しつつ、
適度な緊張感と安心感を与えることができる。
自分自身の矜持にもなる。
【解説】
新しく配属された新人君の教育係になりました。
私の方が教育されたいくらいなのにどうしよう。
ポイントは、
過干渉でなく、
放任主義でもない距離のとり方です。
まず、
自分の背中を見せましょう。
仕事に取り組む姿勢などを伝えるのです。
それだけでなく、
新人君の背中を見ていましょう。
ちゃんと把握していて、
時々、
褒めたりアドバイスしたりするのです。
任せてくれている、
という自信と誇り。
見られている、
という緊張感と安心感。
親父の背中は、
見せるものです。
息子や娘の背中は、
見つめるものです。