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弁護士 芦原のコラム

【自分の土俵】

  • 法務の技法

議論の際、
相手の得意な分野や相手のロジックの上で議論すると、
不利である。
そのため、
議論の本質は自分の得意な分野や自分のロジックの上にあるとして、
議論の主導権を取るために、
自分の土俵での相撲を心がける。

【解説】
明らかにやくざ風の男がやってきました。
社員の車が追突したせいで、
車が傷ついた、
首がおかしくなった、
などと騒いでいます。
さらに、
この日は大事なデートだったのに行けなくなって、
振られてしまった、
とも言っています。

ここで、
デート1回程度で振られるなら、
もともと無理だったんだよ、
と言い返すとどうなりますか?
ずいぶんと大人気ない反論ですが。
彼らは、
にやりと笑って、
振られた原因の演説を始めます。
デートできずに振られたことが確認されれば、
責任がある、
という論法に乗ってしまったのです。

私達ビジネスマンの土俵は、
社会のルールです。
法治国家ですから。
ですから、
まずは損害を確認させてもらうところから、
と、
こつこつと話を進めます。
アウトローの奴らの土俵ではなく、
私達の土俵にこだわり続けるのです。

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