弁護士 芦原のコラム

【遊軍】

  • 法務の技法

戦場で、
軍の指揮系統から離れ、
独自の判断で行動することが許された部隊。
高い視野から戦況を見極め、
戦線の弱点の防衛に加わったり、
突破口を開くために攻撃に加わったりする。
法務も、
社内で遊軍的な機能を果たす能力があるはずである。

【解説】
「法務の技法」からの引用ですので、
法務の側から見ています。
ビジネスの側から見ると、
法務がそんなにかっこよく活躍しているのか、
という気になりますね。

ところで、
遊軍が必要なのはどのような場合でしょうか。

それは、
組織がしっかりしている場合です。
柔軟で、
現場に権限が広く与えられている組織では、
隙間がなかなかできません。
ところが、
しっかりした組織では、
部門間にどうしても隙間ができます。

誰かが「組織の壁を壊す」と大鉈を振るうのを待つのではなく、
小さな隙間を埋めることも大切です。

弁護士 芦原 一郎のコラムはNoteでも公開中!!

最新Youtube動画

ページ上部へ
CLOSE