法律相談が多い部門に対し、
毎週火曜日の午後など、
時間を決めて定期的に訪問し、
法律相談の場を設定すること。
コミュニケーションを円滑にし、
現場自身によるリスク対応を促すことになる。
ただの便利屋に終わらない工夫がポイント。
【解説】
「法務の技法」からの引用ですので、
法務の側から見ています。
ビジネスの側から見ると、
法務がそんなにコミュニケーションを取ろうとしているのか、
気になりますね。
ビジネスでも、
たとえば営業は、
得意先に定期的に訪問できるようになれば大したもんです。
これを、
社内で実践しましょう、
という提案です。
待ちの仕事は、
納期が迫っていたり、
背景が良くわからなかったりして、
ストレスが溜まります。
けれど、
早めに様子だけでも掴んでおけば、
準備もでき、
ストレスが減ります。
さらに、
定期的に訪問すると、
その時間に仕事が集まり、
突発の仕事が減ります。
自分自身のスケジュールを、
コントロールし易くなるのです。
定期訪問の当初は仕事が増えますが、
ピークを超えると、
ストレスが減っていることに気づきます。
案件の多い部門だけでも、
試しに定期訪問してみませんか?