弁護士 芦原のコラム

【主導権を取る】

  • 法務の技法

他人にやらされている仕事は、
辛く、能率も上がらない。
自ら主導する仕事は、
責任が重く、細かい配慮も必要となるが、
精神的に楽だし、各部門をコントロールしやすい。

【解説】
社会人になった最初の数年間、
仕事が大嫌いでした。
毎朝吐き気をこらえながらシャワーを浴びていました。
救ってくれたのは、
先輩のアドバイスです。

おまえ、仕事嫌いだろう?
言われたことしかやらないと、
どんどん指示が細かくなっていって、
もっと辛いぞ。
主導権を取るんだよ。

辛いうえに仕事量も増えましたが、
言われたこと+αやり始めました。
数ヵ月後、
時々、朝吐き気を感じなくなりました。
任される範囲の割合が増えてきて、
指示も大まかになってきました。
私の仕事に対し疑ってかかっていたのが、
信じて受入れてくれるようになってきました。

数年後、その先輩に、
アドバイスの思い出とお礼を言いました。
とても大切な言葉、
ありがとうございました。

けれど、先輩は、
そのことを覚えていませんでした。

※法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法」2-1の超要約版です。

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