弁護士 芦原のコラム

【似たもの同士】

  • 法務の技法

文書の構成要素を整理し、
論旨の流れを骨太にするのに役立つ。
たとえば、
肯定否定の決断に悩む心情をそのまま文章にするのではなく、
肯定と否定のそれぞれの論旨をまとめ、
逆接の接続詞を1つだけしか使わないことで、
主張を明確にする。

【解説】
悩みながら文章を書くと、
その悩みがそのまま出てきてしまいます。
もちろん、カット&ペーストで整理できちゃいますので、
悩みながら書いて良いでしょう。
構成を整えるのは後にして、まずは気楽に。

構成を整えるときには、
似たもの同士を寄せます。
すると、それまでの悩みが文章からすっかり消えます。
色々なプランを紹介してしまい、
最後にお勧めプランをしっかりとアピール。

お買い物のときのような、
あれもいいけどこれも捨てがたい、
という悩みは見せないようにしましょう。

※法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法」 4-3の超要約版です。

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