刑事では「適正手続」だが、
企業法務では「やるだけのことはやった」「人事を尽くして天命を待つ」に相当し、
経営判断の原則の適用や過失責任回避(予見義務・回避義務充足)を期待する。
十分な情報による十分な検討がポイント。
【解説】
「法務の技法」からの引用ですので、
法的な表現ですが、
普通のビジネスでこそ活用してください。
ビジネスはリスクを取るものです。
リスクを取らなければ、
利益を期待できません。
だからと言って、
「えいや」「神頼み」は博打です。
プロセスをしっかりするのです。
社内の関係部門に検討してもらいましたか?
たとえば、トラブルになった後、
記者会見で、「十分検討した」と言えますか?
プロセスが十分であれば、
決断の責任も減る可能性があるのです。
※法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法」2-6の超要約版です。