新たな事務手続を構築する際、
その事務手続が機能するかどうかを、
その手順に従ってシミュレートし、確認するもの。
法的リスクへの対応に際し、
対応策が機能するかどうかを、
関係者で具体的に検証するツールとして活用できる。
【解説】
「法務の技法」からの引用ですので、
法的リスクを問題にしています。
けれども、それに限定するものではありません。
ローリングは、新しい手順やシステムを導入するときに、
必ずやっているはずです。
これを、他部門も巻き込んでやってみましょう、
という提案です。
とりわけ、できあがったものを持ってこられることの多い法務にとって、
早めに関わる価値があるのです。
たとえば営業部門も、
事務部門のこのような打合せに参加してみましょう。
事務部門の問題意識が良くわかるし、
営業部門からの意見も言えるからです。
具体的な業務を想定しているので、
「そもそも」論での空中戦も少ないはずです。
※法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法」1-9の超要約版です。