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御社のビジネスを世界へ
海外へのビジネス展開を視野に入れてみませんか!?地方から世界へ!
年々、海外への進出するハードルは低くなっています。もはや、日本でトップレベルになってから世界へなんて時代ではありません。中国でアセンブリするが、大半は他国から輸入している等、すべてが自国で調達する時代ではありません。確かに、言語、習慣、法律(英文契約)、に加えて、全く予測できない政治、為替など、様々なリスクがあるのも確かです。しかし、アマゾンの秘境でもない限り、行って見てくることも出来ますし、あらゆるリスクを分析できるだけの情報を得ることが出来るようになりました。トライ&エラーを繰り返しながら、海外でのビジネス展開を考えてみませんか。
海外との取引から
いきなり海外に支社(支店)を設置するのは、相当の覚悟が必要です。また、支店(支社)を設置すると、その国にPE(恒久的施設)を置いてしまうこととなり、税金の問題も出てきます。もちろん、海外での利益を上げる以上、少なくとも源泉徴収税という形で、税金を払うことになりますが、直接的に支払うのとは訳が違います。
契約には、少なくとも英文での契約が必要です。法律・慣習の違いにより、複雑な問題があるように思えますが、主にNDA、MOU、ライセンス契約を適切に契約すればよく、国連、OECDなどのひな形もあるなど、思ったよりもハードルは低いです。むしろ、日本での、日本企業同士の契約は、性善説でなりたち、なんとなくこうですよね的な発想で契約をしてしまっていることが多く、後々両社の認識の違いで紛争となることが多いです。海外企業との契約では、交渉段階の事情がどうあれ、契約書に書かれていることがすべてとなるので、対応がしやすいという利点があります。
といっても性善説(信頼しては)ダメ!!
昨今、特に中国企業が活発に動いており、一緒にビジネスしようと声がかかることもあるようです。しかし、安易に乗ってはいけません。日本のように、信頼には答えてくれる、与えたら返ってくるなんて思ってはいけません。まずは、相手を徹底的に調べて見極める、その上で、自社のリスクと得られる利益を比較考慮して、判断してください。
ニッチトップを目指す!!
中小企業であってもニッチトップは目指すことが出来る!ニッチトップを目指すことは、ビジネス展開において、重要な指標の一つではないでしょうか。「えっ」という分野であっても、世界シェアを奪えば、大きなビジネスとなりますし、社会的な意義も大きい。また、競争相手も少ないですから、ビジネスのコモディティ化が起きにくく、価格競争も起きにくいです。日本では、普及しなかった物やサービスでも、海外で使い方を変えたり、海外仕様に合わせたら、爆発的に売れた(広がった)なんて話もよく聞く話ではないでしょうか。